早期発見!自宅でがんスクリーニングをしてみたハナシ。
皆様こんにちこんばんは!
気づけば今年も残りわずかとなりました・・。
医療従事者は年末年始もフル稼働!
くじ引きによって年末年始の勤務を決める施設も多いのではないでしょうか。。
ちなみに一昨年の仕事始め(1/3)は胸骨圧迫(心臓マッサージ)から始まりましたw
今回のお話は予防医療?早期発見のお話です。
というのも「おうちでドック」と呼ばれる
末梢血や尿を採取し各種血液検査やがんのスクリーニングが自宅で受けれらるサービスを利用したお話です。
ということで早速いきましょう!
<今回の内容>
チクッとするだけで血液検査・がんのスクリーニングが受けられるサービス
今回利用したのは冒頭でもお伝えした「おうちでドック」というサービス。
通常の血液検査や尿検査から
がんスクリーニング
の検査が可能です。
そしてピロリ菌の検査まで。
今回と〜ちゃんと奥様が受けたサービスは
がんのスクリーニングです。
女性用は大腸、食道に加えて子宮、乳がん
の項目が検査できます。
これらは末梢血を数滴採取して各種腫瘍マーカーで検査しているようです。
方法は簡易的な血糖測定そのもの
方法は簡易的な血糖測定そのもの。
使い終わったもので恐縮ですが
内容はこのような感じ。
簡単に説明すると
- 簡易採血針(指の腹でちくっと痛くない)
- 吸引器(スポンジ)
- 試薬
- 濾過器
この4つの構成です。
開封前はこんな感じ。
まずはちくっと指の腹に針を刺して血液を出す。
豆粒みたいに出た血液をスポンジに染み込ませる。
そのスポンジごと試薬に突っ込み撹拌する。
最後に濾過器に突っ込むと液体が透明になる。
(多分血清に分離しているのでしょう)
それで蓋しておしまい。
採血針はこれ
吸引器はこれ
濾過器にかけたものはこれ
最後に個人情報を書き込んだ用紙と
最初に添付した使用済みのキットを封筒に入れて
即日投函するだけ!
ゴミも全て回収してくれるという素晴らしさ^ ^
簡単に検査が出来ました!
今回の価格は夫婦で¥30298(送料込み)でした。
これにお金をかける意味
検査の精度は完璧ではありません。
検査には擬陽性や偽陰性があるからです。
しかし自分には大切にしていることがあります。
それは予防にコストをかけるということです。
病気になってしまっては
あるいは重症化してからは
遅いと考えています。
だからこそ、日頃研修や臨床でも伝えていますが
急変や重症化を予防するのが大事だということです。
人工呼吸器関連肺炎(VAP)だって、罹患すると治療コストや期間を要するため予防するためのバンドルケアが存在するんです。
がんも同じだと思います。
早期発見が大事。
だからこそ
病気になってからお金を貰う医療保険にコストをかけるよりも
早期発見や予防のために時間やコストをかけるのが合理的だと考えています。
検査後の流れ
検査後のサービスとしては
- 結果の通知
- 医師からの電話説明
- がん陽性者へのセカンドオピニオンサービス
などがあります。
基本的には結果の通知を確認して終わりなんでしょうけど
万が一陽性の場合のセカンドオピニオンサービスがあることは心強いですよね。
今回は初めて検査を受けたので
今後はピロリ菌の検査も行っていきたいと思います!
以上参考になれば幸いです!
それでは歯磨いて寝ろよ!
by 看護師と〜ちゃん